お見舞いの品、手土産

病気入院のお見舞い

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お見舞いの品、手土産

病気で入院している側にとっては、心配してお見舞いに来てくれるだけで嬉しいものですが、お見舞いする側としては、やはり手ぶらで行くには気が引けることもあるでしょう。そういった場合には、ちょっとした手土産を持っていくのが一般的です。

お見舞い品として最初に思い浮かぶのが花ですが、お花を贈る場合には注意が必要です。
鉢植えの花は「根つく(寝つく)」と言われ、シクラメンは「死や苦」につながり、菊は「葬儀」、赤いバラは「血」を連想させ、アジサイは「色があせる」、椿は「花が首から落ちる」ため縁起が悪い、などのことから病気見舞いにはタブーとされています。また、ユリなど香りの強い花も避けた方が無難です。
自分で判断できない場合は、花屋さんにお見舞い用と伝えて一任してしまいましょう。
最近では、花瓶の水を変えたりする手間を必要としないフラワーアレンジメントを贈る方が増えているようです。

花のほかには、果物やお菓子などが定番のお見舞い品として挙げられます。
ただ、病状によって食事制限されている場合もあるので、事前に付き添いの方に確認しておいた方が良いかもしれません。
ミネラルウォーターやお茶などの飲み物も重宝されるでしょう。

趣味の本や漫画、雑誌なども喜ばれることが多いです。
病状にもよりますが、一日中ベッドで過ごすのは退屈なものです。暇つぶしには最適な手土産と言えるかも知れません。

親しい間柄であるなら、何が欲しいかを直接本人に聞いてしまうのが一番間違いがないでしょう。


病気お見舞いの常識とマナー


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